店主ハマザキの美術紀行③ 〜続・倉敷民藝館と李朝美術〜
2022/11/19
【中国美術・李朝美術 骨董・美術品売るならタイムライン!】
今回のブログは前回の美術紀行の続きです。
倉敷民藝館で開催されていた『李朝美術』の展示会に行ってきました。
早速出ました、人気の李朝家具!
バンダジ(パンダジともいいます)箪笥ですね。
李朝家具は、鉄製の金物が施されているのが素敵ですよね。
日本では江戸期から作られている仙台箪笥が雰囲気似ています。
この様式は李朝から伝わってきたんでしょうか?
続いて、李朝といえばこれ。
白磁の大壺!
上下分割別に作られたものを真ん中で継いで、作成しています。
李朝の白磁は、独特の雰囲気がありますね。
雰囲気は無骨なのですが、触り心地が滑らかで素晴らしいです。
これは、李朝後期のものです。初期・中期と後期でまた雰囲気が変わります。
鉄絵で植物が描かれた壺
こういう絵柄の壺も多いですね〜
荒さがあって素敵です。
双幅(2本セット)の掛軸。
絵のタッチが独特ですよね!
李朝の絵画・掛軸は虎が有名ですが
人物図も面白いタッチで好きです。
民画の扁額です。
これは李朝末期(19世紀)の作品です。
非常に面白い構図だなと感じます。
筆を立てる筆筒です。
李朝美術はこういった小物の工藝品が本当に素敵ですね!
こういうのが買取で出てきたら、テンションすごく上がりそうです(笑)
李朝の時代は、14世紀〜19世紀と非常に長い歴史があります。
その中で、変わらないもの、変わってきたもの
様々な様式や文化を感じられる展示会となっていました。
ということで、李朝美術を色々と拝見でき
一人でテンション上がっていました。
倉敷民藝館では、世界の様々な民藝品が展示されており
非常に楽しめる企画ばかりなので、是非 行ってみてください!
私もちょくちょく覗きに行ってます?
岡山で、このような李朝美術や中国美術など
海の向こうの古美術品が出てきましたら
是非 タイムラインまでご紹介下さい!!
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