備前焼の買取をさせて頂きました@岡山市北区
2023/01/12
【岡山・倉敷で骨董・美術品 買取ってもらうならタイムライン!】
皆様、こんにちは!
株式会社タイムラインのハマザキです。
今回は、備前焼の煎茶器である”宝瓶”を中心に
買取させて頂きましたのでご紹介。
ここ数年、中国での人気が高まり
備前焼の宝瓶の値段が上がってきました。
特に、亡くなった有名作家のものは
一つ数十万円の価値がつくものもあり非常に人気です。
まず宝瓶とは何か?というと
簡単に言うと持ち手がない急須です。
こんな感じのものですね。
岡山にお住まいの方であれば
築年数が経っているご実家などで見た事があるのではないでしょうか?
宝瓶は、備前焼だけでなく
萩焼、有田焼、九谷焼と様々なご当地焼き物にも存在しますが
今、骨董市場で一番高いのは備前焼です(一部有名作家のものを除く)。
箱には
『備前手捻 辛丑つまみ 泡瓶 春山』
と書いてあります。
”手捻(てびねり)”というのは、型にはめて作ったものではなく
手で形作って制作したものになります。
余談ですが、備前焼のよくある細工物
(皿や壺などでなく、動物や人物などの形になったもの)
に干支ものがありますが
型にはめて作成したものより、手捻りの方が人気があり
査定額もアップします!
次に”辛丑”ですが
これは、干支の一つで、干支の組み合わせは12ではなく
十干というものを組み合わせ、厳密にいうと60あります。
そのうちの38番目となります。
おそらく、辛丑に作られた作品なのでしょう。
直近の辛丑は2021年ですが、そんなに近代に作られたものではないので
この作品は、今から62年前に作られたものと推測出来ます。
最後に”泡瓶”ですが、これは宝瓶と同意です。
他に方瓶という記述のこともあります。
今回のものは細工物が得意な金井春山の作品。
細工物が得意な氏の作品らしく
蓋の摘みが牛型になっています。
これは、長さ3cmにも満たない小さな部分ですが
細かくよく出来ていて、仕事の巧さが際立っていますね!
備前焼の宝瓶は、実用的な部分と
このように見て楽しめるものも多くあり
人気が出るのも分かります。
実は、かなりの数が中国へ渡ってしまった為
備前焼宝瓶の名作は、体感でも少なくなってしまってます。
・・・が、まだまだ岡山広し!
古民家や旧家には眠っている備前焼が沢山ありますので
是非、ご紹介頂ければと思います。
備前焼で『こういったのはどうかな?』というものがあれば
お気軽にご相談ください!
岡山県全域 対応いたします(冬場 降雪地帯は要相談です)
眠っている骨董品・美術品・コレクター品がありましたら
捨てる前にまずはタイムラインまでご連絡ください?
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