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店主 ハマザキの美術紀行⑥ 〜岡山芸術交流 旧内山下小学校で現代アート鑑賞!〜

2023/02/01

【岡山で美術品買取してもらうならタイムライン!】

みなさん、こんにちは
株式会社タイムラインのハマザキです。

少し前のお話になりますが、昨年の11/27まで開催されていた
現代アートの祭典『岡山芸術交流2022 Okayama Art Summit』

以前のブログで

・岡山城の展示    店主ハマザキの美術紀行① 〜岡山城と現代アート〜
・オリエント美術館の展示     円空仏と、残置物の買取@倉敷市

を紹介させて頂きましたが
今回は、アートスポットやロケなどで使われる
旧内山下小学校での展示を紹介します。



旧内山下小学校は、明治時代に開校し、平成13年に閉校されました。
しかしながら、その立地や雰囲気から
岡山市を盛り上げるイベントや撮影時に度々使用され
今も生き続けている観光スポットです。

国の重要文化財である西手櫓(にしてやぐら)が校庭内にあります。


さて、そんな旧内山下小学校。
どのような美術作品と出会えたのでしょうか・・・?



まず、一番インパクトがあったのが、こちらの作品。

ナイジェリア系米国人のプレシャス・オコヨモンさんの作品。
25mプールに横たわるクマのぬいぐるみ。
なんとこれ、7mもあります?
ど真ん中に写っているのが、小学生高学年の息子なので
大きさがわかると思います。

これは、見て、触れて、感じられる展示として面白かったですね〜



校内に入りますと、日本人アーティストの片山 真里さんの作品。
なんとも不気味で不思議な世界観です。

片山さんのインスタグラムは、魅せ方がアーティストらしい
非常にインパクトある投稿が多いです。
ぜひフォローしてみてください?



窓に貼られた泡粒状のフィルムから
日光が入ってくる神秘的な空間アート。
現代アートは、空間や時間、天候、気候を生かしたものが多くて
体験型アートとして非常に楽しめますよね。

美術作品に興味がなくても、行ったら楽しめること間違いなし!


これもインパクトありました。
作者さん失念しましたが、学校という舞台をうまく生かした作品。

中身の無い生徒達が授業を受けているという雰囲気。
机、椅子、壁、床全てが黒板となっており
チョークで思い思いにメッセージが書かれているのが
なんとも奇妙であり面白い世界観でした。



他にも、紹介しきれないくらい沢山の空間アートがあり
家族みんなで非常に楽しめました。

岡山市をはじめ、瀬戸内は芸術祭の開催が盛んなので
開催されましたら、また参加してみたいと思います。

岡山芸術交流は、本当に楽しめました!良い催しです。

ということで、今回はこの辺りで。
ご覧頂きありがとうございました!


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店主ハマザキの美術紀行⑤ 〜香川県高松市美術館へ〜

2023/01/11

【岡山で骨董・美術品買取してもらうならタイムラインまで!】

みなさん、こんにちは!
株式会社タイムラインのハマザキです。

一部で反響がありました、店主ハマザキの美術紀行。
前回は、岡山オリエント美術館へヒンドゥー教の勉強して来ました

今回は・・・

さて、昨年のお話になりますが
出張買取&骨董市場への参加の為、香川県に行ってまいりました。
※基本は岡山県での買取がメインですが、ご紹介やお求めあれば県外伺います。

香川へ行くなら、讃岐うどんを・・・

の前に!

美術館へGO!ということで
高松市美術館へ行ってきました。

常設展では
香川県ゆかりの作家や人間国宝の作品が展示してあります。
写真撮影は禁止の展示でしたので写真ありません?

石井磬堂(いしい けいどう)
音丸耕堂(おとまる こうどう)
磯井如真(いそい じょしん)などの
超有名作家による素晴らしい讃岐漆工芸品。

北原千鹿(きたはら せんろく)をはじめとした金属工芸。

などなど、人間国宝や先駆者の作品が多数展示してあります。


今回の一番のお目当ては
『高松コンテンポラリーアート・アニュアル ひそやかな風景』
こちらは、新進気鋭の現代アーティストによる展示です。



フラジャイルとは【繊細で壊れやすい】という意味があり
確かに、触れたら壊れたり、作品の動きや意図が崩れてしまうような
そんな作品が多かったです。






こちらの油絵は、描写体に非常に厚みと立体感があり
絵画ながら、目の前に実物の米粒の山があるような
非常に面白い作品でした。



赤ちゃんを露光したような作品
独特の雰囲気で、目を引きました。


こちらは常設かな?
本のような形状の鉄の塊が歩いている面白い作品



ポスターに写っている作品を作られている稲崎 栄利子さんの作品。
細かいビーズのような土で出来たパーツを沢山組み合わせて作っています。
気が遠くなる作業でしょうね これは圧巻・・


大型の作品も多数ありました。

沢山の作品があり、ここでは紹介仕切れないのですが
非常に繊細で、面白い作品がたっくさんあり、楽しめました。

以前のブログでも書きましたが
美しいものは、新しくても古くても胸を打ちますね。

現代アートがいい
古代アートがいい

という括りを取っ払って
美しいものは美しい
面白いものは面白い 
と、気楽に楽しむのがアートの楽しみ方だな〜常々思ってます。

ということで、今回はここまで

・・・あ!

うどん?もしっかり食べてきました(笑)


手打ちうどん麦蔵(むぎぞう)さんで食べた、かしわ天ざる。

あぁ〜美味かった!
写真見てたらまた食べたくなってきました。

香川県高松市福岡町1-482-5

うどん100店に選ばれている名店です。

高松市に行く事があれば是非〜!

実はちょくちょく美術館や民藝館に行っているのですが
ブログ化が追いついてない?
またの美術紀行をお楽しみに!



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店主ハマザキの美術紀行④ 〜

2022/12/08

少し前の話ですが、岡山市立オリエント美術館
『ヒンドゥーの神々の物語』展に行ってきました。

ちなみに、前回の美術紀行は↓をクリック!

店主ハマザキの美術紀行③ 〜続・倉敷民藝館と李朝美術〜



パキスタンの西南、バローチスターン地方から出土した
コブウシの土偶。

これは可愛すぎるだろぉ〜
紀元前 2200年前に作られたものとのこと。
つまり、今から4200年前のもの。

でも、今に通じる可愛さとセンスがあります。
なんか人間て凄いな・・・


紀元前200年くらいの、粘土板。
この辺りでヒンドゥー教の神々が現れ
宗教が生まれていることが分かります。


女性を模した土偶。
当時の髪型を表しているようで興味深いです。



女神ドゥルガーの銅像。
ヒンドゥー教の神々にはストーリーがあり
主に、シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーの
三大神を中心に話が展開します。

このドゥルガーは、シヴァ神の奥さん
パールヴァティが変化した姿で
戦う女神です。

象の頭で人気が高いガネーシャ
シヴァとパールヴァティの息子です。




これは、シヴァ神を描いた布画。
なんだか、日本の妖怪絵に近い雰囲気で
こういった絵のタッチや画風が
シルクロードを通り中国から渡来してきたのかも?
と想像すると面白いです。


古いものから、現代絵画まで
ヒンドゥー教を通じた美術を種々見ることが出来ました。



そして息子が作った、こぶうし缶バッジ。
可愛い仕上がりに満足していました 笑

ヒンドゥー教の神々は
日本でも人気があり、お守りとして置物を持たれているお家もあります。

そんなヒンドゥー美術や、仏教美術、仏像なども
買取・査定させて頂いております。

岡山で仏像 買取してもらうならタイムラインまで!
お気軽に御用命ください?